近況報告2

2026年03月19日

ようやく3月中に入居される方の御部屋の仕上げも大方完了致しまして、鍵のお引渡しを既に終えた方やこれから鍵のお引渡しのみを残す方も数件いらっしゃいますが、取り敢えずはひと山超えた感じで、ほっとしています。

なお不動産会社としての仕事は、賃貸借契約書を作って説明をするだけではありません。大家さんへの書類郵送や保証会社、家財保険会社への書類郵送、入金処理と言った事務作業に加え、私が最も大事だと考えているのが、お部屋の仕上げです。

これから何年間も生活をしていく上での拠点となる場所ですから、入った瞬間にガッカリする様な状況では申し訳が立ちません。ハウスクリーニングが終わって清掃業者が鍵を返却して来てからが、私の最後の大仕事だと思っています。

 

まずはお部屋に行き、玄関のシリンダー交換を行います。万全のセキュリティを期す為、全ての業者の出入りが完了してから、自らの手でシリンダー交換を実施致します。ついでに鍵穴スプレーも差して、鍵の通りを良くしておく事も大事なポイントのひとつです。

次にブレーカーを上げて、照明や換気扇等の動作確認を致します。清掃業者が清掃中に異常がある場合は、水回りの漏水等も含めて必ず報告をくれる事になっていますので、清掃完了時にはそれらの修理も先に終えているのですが、一応念の為再確認を致します。そしてフリーWi-Fi付き物件の場合は、実際にセッティングをして、自身の携帯で受信が可能かどうかも確認致します。

そして最後に入居者の方と同じ目線で、全ての部屋の壁や床に気になるキズや汚れが残っていないかを確認致します。例え清掃業者が入っていても、落とし切れていない壁の汚れやキズは必ずあります。それらを自前の洗剤や補修材を使って自ら修復致します。その為最後のチェックにお部屋へ行く際には、工具箱と共にリペアバッグと名付けたバッグを必ず持参致します。

リペアバッグには、汚れ落としスプレーも用途に分けて数本、それ以外にカビ取りスプレーや金属研磨剤、ウッドパテ各色、軋み防止剤、タッチアップペイント各色、壁クロス補修剤、防水シリコン、ウエットティッシュ、マスキングテープ、ヘラ、ブラシ等がぎっしり詰め込んであり、一通りの汚れ落としとキズ補修が可能となっています。

気になる箇所の補修を始めたら、気が済むまでやり続けるので、気が付いたら1時間以上も作業をしていた事もあります。最後にひと通り部屋を見渡して、これだったら入居される方も満足してくれるだろうと思ったら撤収致します。

先程「最後の大仕事」と書きましたが、本当にその位の熱量で臨まなければならないので、これを集中的に10件もこなすのは本当に大変な作業でした。それでもこれでお客様の笑顔を想像出来るならば、それで良しと思います。